内祝いとは元々は家族が誕生した際にお披露目のために宴を開いたり、親族やお世話になっているご近所さんに品物を贈るといった「内の祝い事」という風習からそう呼ばれるようになりました。しかし、現代では内祝いといえば「出産祝いに対するお返し」という意味合いで使われています。その金額は出産祝いで頂いた額の1/3~1/2程がマナーと言われており、3000~5000円程度の内祝いギフトを贈る機会が多いとされています。内祝いは相手も受ける機会が多いため、基本的には生活必需品や食べ物などの消え物が好ましく、相手の趣味に合わない物や置き場に困る物は避けた方が良いと言われます。

そうはいっても贈る側とすれば可愛い我が子の誕生に対するお礼なので、少しは特別感を出したいと思うものです。そこで今人気なのが「名入れグッズ」です。内祝いには命名札という子供の名前を伝えるものを添えることがありますが、名入れギフトですとその役割も果たしてくれます。そして人気の秘訣はお米やケーキなどといった食べ物にも名入れギフトがあることです。

お米のパッケージに子供の名前が印刷されているものや、焼き菓子の表面に書かれているものもあります。(もちろん食べられます。)昔の風習では紅白饅頭や干菓子が贈られることが多かったのですが、その伝統を生かして紅白の砂糖菓子に名前を入れられるものもあり、見た目の可愛さや特別感だけでなく、実用性も兼ねている商品が年々増え人気も上々しています。